いらっしゃい、今日も勉強がんばろう！

今まで勉強してきたインターバルの知識を使用して、今回からはコードの勉強をしていこうと思う。

コードは知ってるかな？

だいぶアバウトだけど正解（笑）

音楽理論的には３つ以上の音を同時に鳴らすとコードになるんだ！

その中でも一番有名なのは『ド-ミ-ソ』だね！

この『ド-ミ-ソ』はコードの基本だから、これを基準に勉強していこう！

コードの基本は『ド-ミ-ソ』って言ったけど、どんなコードでも対応できるように今回もインターバルで説明するね！

『ドミソ』をインターバルで表すと

『Root-Maj3rd-P5th』

となる！ここまではいいかな？

ごめんごめん💦

コードを考えるときは『P1st』と呼ばずに『Root(ルート)』と呼ぶのが一般的なんだ！

そしてこの『Root-Maj3rd-P5th』がコードを勉強していく一番基本の形で、メジャートライアドと呼ばれる

そう！コードにはまず大きく分けてメジャー系とマイナー系がある！

トライアドとは３和音のこと！

例えば３和音の『ドミソ』はトライアドだけど、『ドミソシ』のように４和音になると、これはもうトライアドじゃなくなるんだ！

いい質問ですね！

ズバリそれは3rdの音がMaj3rdなのかm3rdなのかというところ！

これは３和音でも４和音でもかわらない！

これはもう聴いたらすぐわかるよ！
次の２つのコードを聴き比べてみて！

どうだった？

そのとおり！ちなみに

１つ目は『ド-ミ-ソ』

２つ目は『ド-♭ミ-ソ』

なんだけど、暗く感じたのは２つ目の方じゃなかったかな？

そうだよね！だから

暗く感じる２つ目のコードはマイナー系、

明るく聞こえた１つ目のコードはメジャー系

と分けることができる！

そしてさっきも言ったけどその明るい、暗いを分ける要因が3rdの音なんだ！

インターバルで整理すると

『Root-Maj3rd-P5th』はメジャーコード

『Root-m3rd-P5th』はマイナーコード

となる。ここまでは大丈夫？

これで3rdが変化した場合のコードは大丈夫だね。

次は5thに『＃』や『♭』がついた場合を勉強していこう！

まずメジャートライアドなんだけど、『ド-ミ-＃ソ』と変化することがある。

インターバルでいうと『Root-Maj3rd-Aug5th』だね。

これをオーギュメントトライアドという！

つぎにマイナートライアドだけど、こっちは『ド-♭ミ-♭ソ』に変化することがある。

インターバルでいうと『Root-m3rd-dim5th』だね。

これはディミニッシュトライアドという。

そうだよね（笑）

でも『Root-3rd-5th』の形で覚えてほしいものは、以上の４つだけだから頑張ってほしい！

たしかに理論的には考えられるし、あり得る話なんだけど、一般的ではない。

だからまず今回はこの４つだけ覚えてくれたらOK！

ちなみにオーギュメントトライアドとディミニッシュトライアドが、それぞれメジャー系かマイナー系かわかるよね？

思い出して！

メジャー系とマイナー系を見分けるときはどこを見るんだったかな？

その通り！

ということは、もうわかるよね？

正解！

今日やったところは本当に基礎となる大事なところだから、しっかり復習して理解してきてね！

最後にもう一個だけいいかな？

実は3rdを持たないトライアドもあるんだ！

sus4というコードなんだけど、インターバルが

『Root-P4th-P5th』

となるトライアドがあるんだ。

合わせてこれも覚えておいてほしい！

ちなみにこのコードはメジャー系のコードかな？マイナー系のコードかな？

いいところに気がついたね！

ということは？

答えはそのまま『メジャー系でもマイナー系でもない』だね！

そう！

3rdがMaj3rdならメジャー系

3rdがm3rdならマイナー系

3rdがなければどちらでもないこともある！

ごめんこめん（笑）

じゃあ今日はここまで！

複雑なところだから、しっかり復習して理解してきてね！