Paul Jackson Jr.に学ぶ『コードを想定する』とは

フレーズ分析
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講師:神田
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こんにちは、ギター講師の神田です!

今回は先日公開した弾いてみた動画『【TAB譜あり】Paul Jackson Jr. / The Workoutのギターソロ弾いてみた!』について、いろいろまとめてみたいと思います!

↓↓↓まずは動画をCheck↓↓↓

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分析してみよう!

コード進行を分析してみる

講師:神田
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では早速コード進行を見ていこう!

はい!

講師:神田
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一瞬だけBm7が出てくるけど、基本的にはKeyAmのダイアトニックコードだけでできているね。

本当だ⁉︎

お洒落な曲ですけど、セカンダリードミナントだったり難しいことは特に使われてないんですね!

講師:神田
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そうだね。

続いてギターソロのフレーズについて見ていこう!

フレーズを分析してみる

講師:神田
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コード進行を分析してほとんどKeyAmのダイアトニックコードしか使われてないことがわかったね。

じゃあアドリブをとる時はどうしよう?

Amペンタで弾きまくります!

講師:神田
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それも可能だね!

実際にPaul Jackson, Jr.本人もAmペンタトニックを主体に弾いていると思う。

じゃあこれはもう本人公認のAmペンタ弾きまくり曲ですね!

講師:神田
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弾きまくってはいないんだけど

聴いてみるとわかると思うけど、ところどころお洒落なジャジーなフレーズが聞こえてこないかな?

言われてみれば確かに

講師:神田
講師:神田

このジャジーに聴こえるフレーズなんだけど、実はE7に対するオルタード系のフレーズなんだ!

えっ⁉︎待って下さいよ!

コードの中にE7なんて出てこないじゃないですか!

講師:神田
講師:神田

その通り!

いいところに気づいたね。

それは気づきますよ!

誰がどこを見てもE7なんて書いてないですもん。

講師:神田
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確かにそうなんだけど、じゃあこれはPaul Jackson, Jr.が間違えたのかな?

変に聴こえるフレーズはあるかな?

いえそれが

変に聴こえるどころかお洒落でかっこよく聴こえます

講師:神田
講師:神田

そうだよね。

これはジャズ系のミュージシャンがよくやる事なんだけど、頭の中でコード進行を作ってしまって、そのコード進行に則ったフレーズを演奏することがあるんだ!

えっ⁉︎

コード進行を勝手に作っていいんですか?

講師:神田
講師:神田

もちろん何も考えずに作っていいものではないよ。

元々の曲のコード進行を踏まえた上で、程よく頭の中でコード進行を考えるんだ。

コードを想定するなんて言われるね!

もう何が何だか

講師:神田
講師:神田

今回はこの『コードを想定する』の入門編にちょうどいいと思う。

ここにE7が想定された理由はわかるかな?

わからないですよ、人の頭の中で考えてる事ですから…

講師:神田
講師:神田

じゃあ譜面にこう書かれてたらどうかな?

これはわかります!

1小節目のAmに戻るためのセカンダリードミナントです。

講師:神田
講師:神田

正解!

つまりコード進行には書かれていないけど、Paul Jackson, Jr.は頭の中で

1小節目のAm7に戻るためのセカンダリードミナントを想定して演奏している』
という事が想像できるね!

なるほど!

講師:神田
講師:神田

このアイディアは色々なところで使えると思う!

例えばセッションスタンダード曲にも1コードの曲があったり、曲じゃなくても1コードのリフの上でアドリブしていくことはよくあるんだ。

その時にこのアイディアを使うことができれば、ワンランク上のソロを演奏することができるね!

なるほど!

講師:神田
講師:神田

後はいつでも使えるように、オルタード系のフレーズを何個かストックしておくことが重要だ。

手癖ってやつですか?

講師:神田
講師:神田

そうだね!

手癖というとネガティブな印象を持たれやすいけど、フレーズは言葉で言うところの単語だから。

単語なしに会話は成り立たないよね。

確かに…

講師:神田
講師:神田

例えば知ってるフレーズが1つだけなら同じ単語を繰り返してるだけだからよくないかもしれない。

でもフレーズが増えていけば、知っている言葉が増えていけば伝えたいことをベストな形で伝えることができるようになる。

そのためにもコピーしてフレーズをストックして行くのは大切なことなんだ!

納得です。

じゃあ早速今回のフレーズを教えてください!

講師:神田
講師:神田

それはまた別の動画で取り上げるからその時にね!

えーっ⁉︎

講師:神田
講師:神田

今日は『譜面に書かれていないコード進行を想定して演奏してもいい!』と言うところを覚えて帰って欲しい。

わかりました!

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サウンドメイクについて

今回も音作り基本的にはBOSSのGT-100だけで演奏しています。
GT-100でライン録りしたものに、リバーブだけlogic proⅩでかけています。

アンプタイプ:MATCH DRIVE
コンプレッサー:ORANGE

アンプタイプはMATCHLESSDC-30をモデリングした『MATCH DRIVE』を選択しました!
コンプレッサーの『ORANGE』はDan ArmstrongORANGE SQUEEZERをモデリングしたモデルです。

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使用機材について

ギター

FUJIGEN/MSA-HP
日本の誇るギターメーカー『FUJIGEN』が製作したセミアコースティック・ギター。
セミアコースティック・ギターといえばGIBSONの『ES-335』が代表的ですが、このギターはES-335より一回り小さいのが特徴。
外国人に比べて平均的に身体の小さい日本人や、女性でも抱えやすく設計されています。

エフェクター

B0SS/GT-100
最新モデルのGT-1000が発売されていますが、まだまだ現役で使えます!
僕は自宅練習を始め、ライブやレコーディングすべてこれ1台で完結できており、5年以上使用していますがトラブルが起きたこともない頼れる1台です!

オーディオインターフェース

TASCAM:US 4×4
シンプルな操作性と豊富な入出力でとても使いやすいと思います。
iOSとの接続も可能なため、お使いのiPadなどとも接続して使用可能です!

【プロフィール】

神田 淳
1988年生まれ。埼玉県秩父市出身。
10歳よりギターを始め、高校卒業後 MI JAPAN GITに進学。
現在は主にギター講師として活動中!

『一人一人に寄り添ったレッスン』を心が得ています!
初心者の方も大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください!

【お問い合わせはこちらから!】
https://atsushi-kanda.com/contact

・X(旧twitter) アカウント:https://twitter.com/ats_guitar
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定期的にバンドサークルも主催!
全パートメンバー募集中なので、お気軽にお問い合わせください!
詳細はこちら:https://atsushi-kanda.com/session

 

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