ギターを弾いていると、「この曲のキーはC」とか「キーを変えて演奏する」といった言葉を耳にすることがあります。
では、そもそも「キー(Key)」とは何なのでしょうか?
キーは日本語では「調」と呼ばれ、曲の中で中心となる音や、その音を基準とした音のまとまりを表すものです。
この記事では「キーとは何か」を、これまで学んだメジャースケールと関連づけながらわかりやすく解説していきます。
キー(Key)は音楽の中心となるもの
音楽は、音の「安定」と「不安定」を繰り返しながら進んでいきます。
たとえば、メロディを聴いていると「ここで終わると落ち着く」と感じる音があります。
反対に「まだ続きそう」「次の音に進みたい」と感じる音もあります。
このような安定する音がどこにあるのかを考えることが、キーを理解するための第一歩です。
まずは、次の音を聴いてみてください。
これは「ドレミファソラシド」と、最後の「ド」まで弾いたものです。
最後まで聴くと、自然に終わったような安定感があります。
では次に、最後の「ド」を弾かず「シ」で止めたものを聴いてみてください。
2つ目は「シ」で止まっているため、まだ終わっていないような感覚が残ったのではないでしょうか。
「ドレミファソラシド」では、最後の「ド」に戻ることで安定した感じが生まれます。
このように、音楽には中心となる音があります。
この中心となる音を基準として考えるのが「キー(Key)」です。
今回の「ドレミファソラシド」では「ド(C)」が中心となるため、Cを中心としたキーと考えることができます。
ドレミとCDEの関係
音名にはいくつかの呼び方があります。
「ド」は英語では「C」、日本語では「ハ」と表します。
ドレミファソラシをそれぞれ表すと、次のようになります。

メジャーキーとマイナーキー
キーには、大きく分けて「メジャーキー」と「マイナーキー」があります。
メジャーキーは日本語で「長調」、マイナーキーは「短調」と呼ばれます。
たとえば、Cを中心としたメジャーキーは「Cメジャー」または「ハ長調」、Cを中心としたマイナーキーは「Cマイナー」または「ハ短調」と呼びます。
では、メジャーキーとマイナーキーでは、どのように聞こえ方が違うのでしょうか。
次の音源を聴き比べてみてください。
1つ目はCメジャースケール、2つ目はCマイナースケールです。
どちらも「C(ド)」を中心としていますが、使われている音が異なるため、聴いたときの印象も変わります。
一般的に、メジャーキーは明るい印象、マイナーキーは暗い印象として感じられることが多いです。
このように、同じ音を中心としていても、メジャーとマイナーでは音の並び方が異なります。
まとめ|キーは音楽の中心となるもの
今回は、キー(Key)の基本的な考え方について解説しました。
音楽には中心となる音があり、その音を基準として考えるのが「キー」です。
また、キーにはメジャーキーとマイナーキーがあり、同じ音を中心としていても、使われる音の並びによって聴こえ方が変わります。
まずは「音楽には中心となる音があり、それを基準として考えるのがキー」ということを覚えておきましょう。
今後、コードやスケールについて学んでいくと、キーとそれぞれの音やコードの関係がさらに見えてくるようになります。
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