今回はB’zファンの中で人気の高い曲『光芒』について僕が思う魅力をまとめてみたいと思います!
ちなみにタイトルの『光芒』ですが、一筋の光という意味のようです!
楽曲について
まずはこの曲の情報をまとめたいと思います。
CD
2007年に発売された16thオリジナルアルバム『ACTION』収録
LIVE DVD
『B’z LIVE-GYM 2008 -ACTION-』
『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』
で観ることができます!
魅力について
B’zの魅力
この楽曲の魅力をまとめる前に、僕が思うB’zの魅力をまとめてみたいと思います!
①圧倒的演奏力
ギタリストの松本孝弘氏は2010年にギタリストLarry Carlton氏と発表した『TAKE YOUR PICK』でグラミー賞を受賞し、また世界のギターメーカーGIBSON社にて日本人初のシグネチャモデルの製作が行われた、まさに世界が認めるギタリストです。
専門学校時代、MIハリウッド校に研修で行ったのですが、知っている日本人ギタリストについて聞いてみるとB’zの松本氏とLOUDNESSの高崎晃氏はみんな知っていました。
ボーカリストの稲葉浩志氏も圧倒的な歌唱力、ライブパフォーマンスを持ち合わせたトップボーカリストです。
B’zとしての活動以外にもソロ名義での活動や、Stevie Salas、Slashなど世界的ミュージシャンとコラボするなど、精力的に活動されています。
またB’zとしては2007年にHollywood’s RockWalkに日本人初の殿堂入りを果たしています。
ライブの評価も高く、CDだけでなくぜひライブ会場に足を運びたいアーティストです!
楽曲
B’zの楽曲はすべて松本氏が作曲、稲葉氏が作詞をされています。
自分たちのバンドの曲を自分たちでつくるというと当たり前のように感じるかもしれませんが、実は多くのバンドでプロの作詞家さんや作曲家さんが曲作りをされているケースが多いです。
そしてB’zの曲の素晴らしさは『日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト』としてギネス記録に登録されていることからもわかると思います!
特に僕は稲葉さんの人間性溢れる歌詞がとても好きです。
ロックな曲調なのですが、歌詞の中に稲葉氏の優しさを感じることができます。
凄まじいまでのストイックさ
発売されているB’zのDVDの中には、ライブの内容を収録したライブDVDの他に、曲作りやレコーディング、ライブのリハーサルなどの様子を収めたドキュメントDVDもあります。
そこに収められているのは楽曲制作の強いこだわりだったり、松本氏のギターに向きあうストイックな姿勢だったり、ライブで最大限のパフォーマンスをするための稲葉氏の徹底的な体調管理だったりします。
またそれらのDVDを観なかったとしても、鍛えられた身体を見るだけストイック加減がよくわかると思います。
『光芒』の魅力
何と言っても歌詞だと思います。
もちろんメロディや演奏も素晴らしいのですが、僕がこの曲を繰り返し聴いてしまうのは歌詞の魅力に取り憑かれているからです。
歌詞の魅力について
この曲はストーリー性、メッセージ性がとても強いです。
まずは歌詞を見てみましょう!
光芒
作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘
蒼く光る時代
月日を重ねるほどに知る
足りないことだらけの現実
みずみずしい未来が ひからびてゆく
どこかで狂う 夢の時計の歯車
おしよせる日々の流れ
生きるのは苦痛?そういうものだろうか
ひたすらにがんばるほど
行きづまる感情が破裂しそう
くずれおちそう
大切な人と別れること
ひとりぼっちになること
誰かに笑われてしまうこと
欲しいものが買えないこと
何を嘆いているのか もう一度確かめて
むなしいBlue 僕を包み込んで
行く道を閉ざそうとする
自分を救う それは誰なのか
答えのないまま
それでも光をさがしている
むなしいBlue 僕を包み込んで
行く道を閉ざそうとする
自分を救う それは自分なのか?
今さら答えはいらない
消えないTruth すべて請けおって
半歩でも 進めるなら
景色は少しずつ変わってゆく
光を求め 歩きつづける
君の情熱がいつの日か
誰かにとっての 光となるでしょう
誰かにとっての 兆しとなるでしょう“
歌詞を少しずつ見ていきたいと思います
まずは1コーラス目
蒼く光る時代
月日を重ねるほどに知る
足りないことだらけの現実
みずみずしい未来が ひからびてゆく
どこかで狂う 夢の時計の歯車
おしよせる日々の流れ
生きるのは苦痛?そういうものだろうか
ひたすらにがんばるほど
行きづまる感情が破裂しそう
くずれおちそう“
何にでもなれると未来を夢見ていた少年時代から、成長して社会を出ていく中で、自分の描いていた未来への歯車が狂い始める。
努力をしてもなかなか報われない…
そんな経験は誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
ひとりぼっちになること
誰かに笑われてしまうこと
欲しいものが買えないこと
何を嘆いているのか もう一度確かめて
むなしいBlue 僕を包み込んで
行く道を閉ざそうとする
自分を救う それは誰なのか
答えのないまま
それでも光をさがしている”
そして人が離れていき他人の目が気になる、お金がなくなり先が見えない。
誰かに助けを求めたくなる…
でも本当はそういった時自分を救えるのは自分だけだと、みんな気づいているんだと思います。
気づいていながらも、過去に体験した失敗体験が繰り返されるのが怖く、なかなか次の行動を起こすことができません。
今の状況から抜け出したいと光を求めながらも、変化を恐れて進めない。
このジレンマを乗り越えるにはどうしたらいいのか…
行く道を閉ざそうとする
自分を救う それは自分なのか?
今さら答えはいらない
消えないTruth すべて請けおって
半歩でも 進めるなら
景色は少しずつ変わってゆく“
そこで決意できる人だけが先に進めます。
自分が変わらなければ自分を救うことはできない、これは誰もが気づきながらも、逃げてきたことです。
そこで勇気を持って半歩でも(一歩ではなく半歩というところが、個人的にポイント高いと思ってます)進むことができれば、自分の見える景色が少しずつ変わっていく、現在置かれている環境から抜け出すことができるかもしれません
過去は現実、消すことはできません。
しかしこのまま未来も過去と同じように暗闇を歩くのか、光の未来に進んで暗闇の過去を光へのステップにするのか、過去の意味はこれからの行動で変えることができます。
君の情熱がいつの日か
誰かにとっての 光となるでしょう
誰かにとっての 兆しとなるでしょう“
この部分が大好きです!
情熱を持って努力をすることで、自分が幸せになれるといった歌詞や言葉はよくあると思うのですが、この曲ではそれを見た誰かの光になると言っています。
では自分は結局幸せになれないのか?というとそういうわけではありません!
自分のその姿勢を見た誰かががんばる姿勢を自分が見て、それが今度は自分の光になるのだと思うのです。
つまり自分一人がよくなるのではなくて、みんなで光を掴み取ろうという歌詞になっているというところで、稲葉氏の人間性が現れているのかなと思います。
また楽曲としてもラストの大サビ前まではEマイナーという暗いKeyで作曲されているのですが、ラストの大サビからエンディングはEメジャーという明るいKeyに転調しています。
暗闇の先に光があるという前向きな歌詞にリンクした素敵なアレンジだと思います!
『光芒』を聴いてみる
CD
ACTION
Live DVD
B’z LIVE-GYM 2008 -ACTION- [Blu-ray] |
B’z LIVE-GYM 2008 -ACTION- [DVD] |
最後に
いかがでしたでしょうか?
シングル発売されていない曲の中にも、こう言った神曲があるのもB’zの魅力だと思います。
これだけ背中を押してくれる楽曲に出会うことはなかなかないと思うので、今後もずっと大切に聴き続けていきたいと思います!
【プロフィール】
神田 淳
1988年生まれ。埼玉県秩父市出身。
10歳よりギターを始め、高校卒業後 MI JAPAN GITに進学。
現在は主にギター講師として活動中!
『一人一人に寄り添ったレッスン』を心が得ています!
初心者の方も大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください!
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