僕がギターを始めた学生時代の教則本には、クリーントーンで練習すると良いと書かれた教則本がたくさんありました。
実際、私もよくクリーントーンで練習したものです。
たしかにその通りと思う部分ももちろんあるのですが、今回は練習時に必ずしもクリーントーンが◎、歪んだサウンドが✖︎ではないことをお伝えしたいと思います。
練習の意味が変わるから!
たしかにクリーントーンで演奏すると、しっかりフィンガリングして、しっかりピッキングして、両手をしっかりシンクロさせないと綺麗な音が出ません。
しかし逆に、クリーントーンでは鳴ってしまっているノイズに気付きにくいという弱点があります!
ギターという楽器は1本の弦を弾いている時、残りの5本の弦を鳴らさない(ミュートする)必要があるのです。
つまり歪ませたサウンドで演奏する場合、ミュートがしっかりできていないと、ノイズだらけの汚い音になってしまうということです。
それぞれのサウンドでいい音を出すには、それぞれの音で練習して、その時のベストなピッキングを使い分けられるように準備しておく必要があるのです。
次に音量ですが、余裕のある大きさで練習するようにしてください。
音量が小さいと細かなニュアンスを出す練習ができないだけでなく、いつでも強くピッキングする悪い癖がついてしまうことにつながります。
また普段小さい音で練習していると、スタジオのアンプで大きい音を出すと戸惑ってしまい、普段の力を出すことができないことがあります。
アンプなどの機材は大きい音量が出せるようにセッティングしておき、ギターのVolノブやピッキングなどで音量やトーンをコントロールする。
これができるようになると、演奏の幅が格段に広がります。
たまのスタジオ練習だけだとなかなか身につけるのが難しいので、普段から意識して練習しましょう。
最後になりますが音作りも含めてギターの練習です。
【著者プロフィール】
【神田 淳】
10歳よりギターを始め、高校卒業後、MI JAPAN GITを卒業 卒業後はプロギタリスト山口和也氏に師事
自身も生徒としてレッスンを受けながら、並行してサポート活動やレッスン活動を開始
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